京町家へ、100年の想い

左官から始まった歴史とともに

中藏は左官業から始まり、また近年においては建築や不動産の仕事なども通して、京の町並みと深く関わってきました。そして、京都・中京の地にて創業100年を迎えることができました。町家と共に歩んだ年月でもあります。町家の壁は「左官壁」と呼ばれるものです。左官壁は吸放湿性や断熱性などに優れているため、日本の気候にとても適しています。

イメージ左官業としての100年の歴史を「技」として表現します。
通常の左官工事に加え、意匠仕上げも得意としています。

そして、藁(わら)や竹、土などの自然素材を用いたやさしさと、手仕事のあたたかみも兼ね備えています。 長い年月を経たとき、塗り替えることで美しさを保てるのはもちろんですが、一方で、徐々にうつろう色や状態自体を「味わい」として、愛着をもって感じられることも特長のひとつではないでしょうか。

「古家改修ネットワーク」への参加

京町家をはじめとする古家を所有する方々を対象に、住まいの維持や手入れについての正しい知識の普及に努めるNPO「古家改修ネットワーク」。中藏も参加し、積極的に活動しています。

イメージ塗り壁の補修テクニックを習得していただける講習会なども実施しています。

左官壁の手入れについてのアドバイスを中心に、具体的な補修の方法などについてもお伝えしています。また、昨今は住宅や店舗の修繕・改装も手掛けるようになり、先人の知恵や技を生かしながら、京都の町並みを守っていくことに全力で取り組んでいます。

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